がん転移、強心剤が抑制 富山大、治療薬開発目指す
がん転移、強心剤が抑制 富山大、治療薬開発目指す
標記の記事が掲載されていましたので転載します。
がん転移、強心剤が抑制 富山大、治療薬開発目指す(共同通信) - Yahoo!ニュース
富山大の研究チームが、心不全治療に用いられている強心剤にがんの転移を抑制する働きがあることを発見したと発表したとのことです。膵臓がんについては、転移する確率が高いことが知られており、これを抑制できるとすれば、その効果は計り知れません。新規薬剤を一から開発するのではなく、既存の薬を転用して開発できることから、比較的早期の実用化が期待されます。
富山大の藤井努教授(56)は「がん治療の大きな一歩となる研究成果だ」と述べられたとして、記事は締め括られています。
同教授がセンター長を務める富山大学附属病院の「膵臓・胆道センター」 は、チーム医療により目覚ましい成果を上げており、よくマスコミにも取り上げられているところです。
【取材手記】〝最凶のがん〟患者を救い続けるチーム医療は富山にあり:藤井努×安田一朗|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
こうした独創的な研究はがん患者にとって大きな希望となり、今後の進展に期待したいと思います。
(2025.05.17)