Craif、川崎医科大学との尿中マイクロRNAによる膵がんの早期発見に関する共同研究成果を発表
Craif、川崎医科大学との尿中マイクロRNAによる膵がんの早期発見に関する共同研究成果を発表
一昨日に発表された今年のノーベル生理学・医学賞の受賞理由は、「マイクロRNAの発見と転写後の遺伝子制御におけるその役割」に対してでした。
マイクロRNAは、たんぱく質をつくる機能のない短いRNAで、遺伝子の働きを制御しています。ヒトのDNAには1,000を超えるマイクロRNAが存在していることがわかっています。マイクロRNAの働きが異常になると、がんの発生につながる可能性が指摘されているところです。
こうした中、このマイクロRNAによる膵がんの早期発見に関する研究成果の記事が載っていましたのでお知らせします。
先日も、マイクロRNAをもとに、早期の膵臓がんを見分けられる人工知能(AI)の開発についての記事をお知らせしたところです。
膵臓がん患者と家族の集い - 早期膵臓がんをAI識別 (tsudoi-cancer.com)
膵がんの早期発見は治療成果を向上させるために非常に重要です。こうした遺伝子レベルでの研究が進み、早期治療につながることが期待されます。
次回11月10日の「集い」では、「膵臓がんと遺伝子の関係」をテーマとしたミニレクチャーを実施します。今週末から申込開始予定ですのでご期待ください。
(2024.10.09)