膵がんの手術前と回復期のリハビリの重要性
膵がんの手術前と回復期のリハビリの重要性
先日「イベント情報」でお知らせしたところですが、昨年11月23日 (土) に大阪国際がんセンター×パンキャンジャパン北海道支部第4回合同膵がん教室が開催されました。
この度、この教室の中で行われた大阪国際がんセンターリハビリテーション科理学療法士の木下翔太氏 による「膵がん治療中のリハビリの重要性 」と題した講演のレポート記事が掲載されましたので、お知らせします。
講演において、「活動量が低下し、動けない状態になってしまうと、家で生活するのに階段が使えなかったり、 犬の散歩や趣味のランチに行けなかったり、その人らしい生活ができなくなってしまうことがあります。そういった状態を予防し、自分らしい生活を取り戻すのがリハビリテーションです」と、木下氏は説明しています。
その上で、がんのリハビリテーションは、予防的、回復期、維持的、緩和的という4つに分類され、それぞれの内容やメリット等を挙げています。
また、家事や趣味など日常生活の中で活動量を増やすことがリハビリになるとして、 疲れやすい方はこうしたことから始めてみてくださいと、講演をまとめています。
(2025.01.17)