令和6(2024)年7月7日(日)、猛暑の中でしたが、無事に「集い」を開催しました。今回は64名の参加と、コロナ禍以降では最多人数を更新しました!
当日は東京都知事選の熱戦?もあってか、外気温もぐんぐん上がる中、会場内も参加者の皆さんの熱気で溢れ、盛況のうちに終了しました。
第一部は、「臨床現場における膵臓がん治療 ~患者・家族に知っておいて欲しいこと~」をテーマに、東京都立荏原病院外科 藤田 泉 先生 からご講演をいただきました。実際には、申込時に受け付けた質問が多かったこともあり、それに個別にお答えいただく中で、適宜資料を参照するなどして、実用的で分かりやすいお話しが伺えたところです。 臨床の現場で日々患者・家族に向き合ってこられたご経験に基づくコメントは参加者の心に響いたことと思います。講演終了後も個別相談会のような形で皆さんの質問に丁寧に回答いただき、結局、交流会の最後までお残りいただいてしまいました!
藤田先生、お忙しい中、本当にありがとうございました!
第二部の交流会では、ステージ毎のテーブルで病状が似ている方と30分ほどお話しいただいた後、適宜テーブルを移動するなどして、活発に意見交換が行われていました。今回は試行的にステージⅣのテーブルのうち、1つを70歳代以上の患者についてお話しする専用席としてみましたが、同じ悩みを抱えているなど会話が弾んだとのことで好評だったようです。こちらは、前回の会場アンケートでの要望に基づく改善の取組ですが、皆さんも運営上で気が付いたことがあれば是非ご意見をお寄せください。
いつものとおり4割程度は初めて参加される方でしたが、同じ病を抱えている患者・家族という ”仲間” ということで、多くの方がすぐに打ち解けて、ざっくばらんな雰囲気の中でお話しをされております。参加を迷っている方も、まずはお気軽に参加してみてください!
昨日は七夕でもありました。参加された皆さんの願いが叶うことをお祈りしております。
(2024.07.08)