令和8年9月26日(土)、膵臓がん患者とご家族を対象とした「膵臓がん患者と家族の集い」を開催いたしました。小雨が降る中にもかかわらず、83名もの皆様にご参加いただき、コロナ禍以降では過去最高の参加人数となりました。足を運んでくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
第1部では、アイン薬局より、がん専門薬剤師・外来がん治療専門薬剤師の柴崎智恵子様 を講師にお迎えし、「膵臓がんの治療に伴う副作用への対応方法とセルフケア」についてご講演いただきました。
【講演動画URL:https://youtu.be/vlCl3XL83dQ】
抗がん剤治療を開始する際には、薬そのものの副作用についての説明は受けられるものの、食事の工夫、消化吸収の問題、排泄の悩み、体調の変化、社会生活での不便さ など、日常生活で直面するさまざまな困りごとについては、「どうしたらいいのだろう」と戸惑いながら過ごされている方も少なくありません。
柴崎様からは、こうした生活上の課題に対して、どのような工夫ができるのか、どんなセルフケアが役立つのかを、具体的な事例を交えながら、たいへん分かりやすくお話しいただきました。
また、薬局の役割として、薬の説明にとどまらず、患者さんの生活全体を支える 「かかりつけ薬剤師」の存在があること、困ったときに気軽に相談できる身近な専門家として、ぜひ積極的に活用してほしいとの温かいメッセージもいただきました。
今回の参加者が過去最高となった背景には、膵臓がん治療と日常生活の課題への関心の高さがうかがえます。ご参加いただいた皆様に、あらためて御礼申し上げます。
第2部は、毎回ご好評いただいている交流会です。 今回は、最近がんと告知を受け、初めて参加された方が多くいらっしゃったため、 まずは安心してお話しできるよう、初参加の方専用のテーブルをご用意しました。今の気持ちや、これからの生活への不安などを共有し、少しでも心が軽くなる時間になったのではないかと思います。
また、より多くの方とお話しできるよう、3回テーブルを移動する形式を取り入れ、先輩患者さんのお話を聞いたり、互いの経験を語り合ったりする、温かい交流のひとときとなりました。
次回は11月7日(土)となります。またお会いできることを楽しみにしております。
(2026.09.27)