保坂隆先生『がんは「気持ち」で治るのか?〜膵臓がん患者と考える精神腫瘍学〜』
保坂隆先生『がんは「気持ち」で治るのか?〜膵臓がん患者と考える精神腫瘍学〜』
2022年6月26日 『膵臓がん患者と家族の集い』でのご講演
保坂隆 先生 保坂サイコオンコロジー・クリニック院長 前・聖路加国際病院精神腫瘍科部長、リエゾンセンター長
CT検査の結果が出るのが怖い。再発や転移と言われたらどうしよう。
がん患者さんなら誰しもが同じ思いをしています。
手術ができずにいつ終わるかもわからない抗がん剤治療を考えると、気持ちが落ち込み絶望的になります。
精神腫瘍学は、がんが患者や家族の精神にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問であると同時に、心の在り様ががんにどのような影響を与えるのかということを研究する学問分野でもあります。
『ステージ4をぶっ飛ばせ!~がんに負けない生き方』や『がんでも長生き心のメソッド』『がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点』といった著作で実例を紹介しながら、がん患者さんに「こころの在りよう」の大切さを説いておられます。ステージ4でも膵臓がん患者が長生きできる秘訣を、保坂先生と一緒に考えてみませんか。