局所進行膵臓がんに新たな治療選択肢 ── Optune Pax が米国で承認
局所進行膵臓がんに新たな治療選択肢 ── Optune Pax が米国で承認
米国食品医薬品局(FDA)は 2026年2月12日、局所進行膵臓がんの患者(主にステージⅢ)を対象とした携帯型の非侵襲性デバイス Optune Pax を承認しました。
米FDA、進行膵臓がん治療に非侵襲性のOptune Paxデバイスを承認|薬事日報ウェブサイト
これは、腫瘍治療電場(TTFields)と呼ばれる交流電場を腹部に照射し、がん細胞の分裂を物理的に阻害する新しい治療法です。標準治療であるゲムシタビン+ナブパクリタキセル(GnP)との併用で使用されます。
当サイトではこれまでも、TTFieldsの動向を継続して紹介してきましたが、今回の承認は膵臓がん領域における全く新しい治療選択肢として注目を集めています。
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現時点で Optune Pax は 日本では承認申請されていませんが、膵臓がん治療の選択肢が極めて限られている現状を考えると、今回の米国での承認は日本の患者さんにとっても朗報と言えます。
• 非侵襲性で在宅使用が可能
• 標準治療との併用で生存期間を延長
• 副作用プロファイルが比較的穏やか
こうした特徴から、日本でも早期に承認申請が行われ、治療選択肢として利用できるようになることが強く期待されます。
(2026.02.21)